Blooming Wooing Audio

オーディオや音楽についてのblogです。手持ち機器のレビューやイベント参加感想など。

KSE1500のノズルが破損したので修理しました。

Shureの静電型イヤホン、KSE1500をまた修理しました。

 

実はKSE1500は1年半ほど前に、アンプ部分のバッテリーが劣化したため、メーカー修理をしたことがあります。そのときは結構な修理費を取られてしまいました。

今回はノズルが折れてしまったため、eイヤホンさんにお願いして、修理していただきました。

 

経緯

普段、ポータブルオーディオ環境はデジカメ用のケースに入れて持ち歩いています。プレーヤーとKSE1500のアンプを粘着シートで接着しています。また、イヤホン部分については取り外して、ケースのポケットに入れています。

 

ある日、聴こうと思ってイヤホンを取りだしたらノズルがポッキリ折れておりました。

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見れば判るとおり、根本からポッキリです。気が付いた瞬間、膝から崩れ落ちそうになりました。

 

修理するに当たって考えた事

さて、とにかくこのままにしておけないので修理をどこかに依頼することにしました。最初はメーカー公式の修理に出そうかと思ったのです。が、ちょっと事前に調べてみたところ、ノズル折れは本体交換で15万円くらいかかるようだ、ということがわかりました。

15万円となると、KSE1200(イヤホン部分は1500と同じ物)の新品が買えてしまう値段です。

 

ということで、メーカー修理でなくて、もっと安い方法を探すことにしました。普通だったら、他で修理をするとメーカー保証がなくなって公式修理が出来なくなる危険性がありますが、今回はいざとなったらKSE1200を買ってしまえば良いですからね。

 

eイヤホンでの修理

ということで調べてみたところ、eイヤホンさんのSNSで、Shureのイヤホンのノズル折れ修理事例が出てきました。載っていたのはSEシリーズだったのですが、問い合わせてみたところ、KSE1500でも対応いただけるとのこと。早速、最近移転した秋葉原の店舗に持ち込んで修理していただきました。費用はたったの3000円でした。お昼頃に持ち込んで、2時間ほど秋葉原をぶらぶらしていたら、修理完了の連絡が来たので取りに行きました。

 

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修理して頂いたのが上記の写真です。単に折れたノズルを接着するだけではなく、レジンで根本を成形してくれたそうです。細かく左右を比べてみると、たしかに根本がちょっと膨らんでいるのがわかります。

 

イヤーピースをつけて聴いてみたところ、まったく問題なく聴くことができます。左右の音質差もまったく感じられません。修理から1ヶ月ほど使っていますが、しっかりと固まっているようでまったく問題ありません。

 

まとめ

今回、eイヤホンさんにお願い出来て、本当にありがたかったです。費用も安く時間もわずか数時間で修理完了し、出来上がりも完璧です。

高級イヤホンはかなり高価なものですし、壊れやすいものでもあります。こうした修理サービスを展開してくれることは大変ありがたいです。