香港のヘッドフォン事情
以前、シンガポールのオーディオ事情という記事を書きました。この間、香港に出張に行ったついでにヘッドフォン屋に寄ったので、書き残しておこうと思います。
とはいえ、シンガポールは二年ほど住んでいたのでかなり詳しく書けましたが、今回はただの出張なので、あくまでただの体験談としてお読み下さい。
Wan Chai Electronics Centre
まず行くべきは、湾仔にある、Wan Chai Electronic Centreというショッピングモールです。PC関係の小さなショップが集まっているモールで、シンガポールで言うSim Lim Squareにイメージは近いでしょうか。(もうちょっと綺麗ですが)
その2F(日本で言う3階です。香港にはGlound floorがあるため)にいくつかヘッドフォンショップがあります。店によって多少は違いますが結構な品揃えでした。
11月の頭に行ったのですが、すでにFOCALのUTOPIAやWestoneのW80が既に売っていました。日本とほぼ同じレベルで、新製品が並んでいます。
他にAKG、オーテク、SONY、Sennheiser、Shureなど、イヤフォンの有名どころは一通り揃っています。ただ、ヘッドフォンはちょっと手薄なイメージです。アンプも、ポタアンはちらほら見かけましたが、据え置き型はほとんど見ませんでした。
気になるお値段ですが、日本より少しお安い印象。その日の日本円換算でUTOPIAが45万円ほど。AKG K812も12万円ほどで、買おうかどうか、一瞬悩みました。
注意点としては、開店時刻が非常に遅かったこと。10時頃に行ったら店がほとんど開いていなく、近くにある喫茶店(Honolulu coffee というお店。世界的に展開している同名のカフェではなく地元の店ですが、エッグタルトで有名)で時間を潰して戻ってくることになりました。
開店時刻は大体11時〜12時頃みたいです。一部の店は時間が無くて開店まで待てませんでした……。
香港国際空港 免税エリア
そして帰り道。香港国際空港の免税エリアで驚愕しました。高級機種のオンパレードです。
SHUREのKSE1500やSennheiser IE800はもちろん、JH AUDIOのLAYLAまで! Final audio designやオーテク、SONYなどもあり、並の電器屋の品揃えではありません。
お値段も、KSE1500が日本円で30万円ほど。他の機首も相当お安いです。もう市内を巡る必要なんてなくて、ここで済むんじゃないかと思ってしまいました。
まとめ
そんなわけで、全体的に日本で買うよりはかなりお安くなっているようです。とりあえず、空港で免税店とは思えないマニアックな品揃えを見て楽しむのが良いかと思います。