KSE1500(Shure)を修理しました。
Shureの静電型イヤフォン、KSE1500を修理しました。思った以上にコストがかかったので、ちょっとびっくりしました。
KSE1500はご存じの通り、世界的に見て最高クラスの音質を誇る製品です。一方、そのクオリティに見合うだけの価格です。ユニバーサルモデルなのに、30万円を軽く超える実売価格であり、名実共に世界最高のイヤフォンの一つです。
2016年の秋に購入して以来、愛用してきたのですが、故障してしまいました。故障というか、バッテリーの劣化です。
KSE1500は普通のイヤフォンとは異なり、静電型(コンデンサー型)のモデル。静電型の場合、一般的には専用のドライバ(アンプ)が必要になります。(最近、Fitearからドライバ不要の静電型モデルが出たのでびっくりしましたが)
アンプなので、当然電力が必要です。ポータブルなのでもちろんバッテリーを積んでいるわけですが、そのバッテリーが劣化して、充電できなくなってしまいました。使おうとすると、「0%」と表示され、音楽を聴くことが出来ません。ケーブルを挿しても、一向に充電されなくなってしまいました。スマホなんかでは、ときどきある症状ですね。バッテリー切れの状態で数日放置してしまったのが悪かったようです。
販売店経由で修理依頼を出したのですが、出てきた見積もりに驚愕しました。税込み75000円。相当良いイヤフォンを買える値段です。スマホのバッテリー交換で、こんなに取られるなんて聴いたことがありません。元値が高いから、足下を見られているのでしょうか。。。販売店のレスポンスも悪く、ちょっとがっかりしました。
ちなみに、以前AKGのK3003を修理した際には、結局本体交換になったのですが、43000円でした。全交換なら、このくらいかかっても判るのですが、バッテリー交換だけで7万超えは、ちょっとどうかしていると思います。
まあ、仕方が無いので支払いをし、無事に戻って来ました。今は普通に聴くことが出来ます。かなり痛い出費でしたが、仕方がありません。まあ、買い直すよりは断然安いですので。
SHURE イヤホンシステム KSE1500 高遮音性 コンデンサー型 ハイレゾ対応 ヘッドホンアンプ一体型 KSE1500SYS-J-P 【国内正規品】
- 出版社/メーカー: Shure Incorporated
- 発売日: 2016/01/15
- メディア: エレクトロニクス