Blooming Wooing Audio

オーディオや音楽についてのblogです。手持ち機器のレビューやイベント参加感想など。

スピーカーの低音調整(KEF Coda W)

前回の記事の通り、KEFのCoda Wをリビングに導入しましたが、我が家の環境では低音が出過ぎているように感じます。アプリ上から低音カットを出来はするのですが、効果はそれほど大きくないのが現状です。もうちょっとイコライザを柔軟にいじれると良かったのですが・・。

そこで、低コストで低音の量を調整できないか、年末の暇な時間を活用していろいろ試行錯誤してみました。

 

音質調整の方法

一般的なオーディオであれば、スピーカーの帯域バランスを調整するのにアンプやDACといった上流や、ケーブル、電源などで調整することが考えられます。また、物理的にインシュレータやルームチューニングなども可能です。

しかし、Coda Wの場合、DAC、アンプ内蔵のアクティブスピーカーであるため、上流はほぼいじれません。トランスポートとしてはテレビやストリーマーを使っていますが、これを変えるのも現実的でなく、DACとアンプは内蔵なので手の入れようがありません。

電源というのも考えたのですが、リビングにある関係上、がっつりと電源に手を入れるのも難しく、とりあえず物理的な足元や吸音材などで挑戦してみることにしました。オーディオ用の高価なものもたくさん売っていますが、とりあえず安価に手に入るものを色々試して見ました。

 

1)吸音ボード

低音が出すぎているので、吸音材を使ってみようとまずは考えました。近所の百均(ダイソー)に、吸音ボード が売っていたのでとりあえずこれを試して見ました。

Coda Wは背面にバスレフポートがあるため、スピーカーの後ろにこのボードを一枚ずつ設置して音を出してみました。

が、正直ほとんど違いを感じられず。。。低音の量が減っている感じがしません。悪さをしているわけではないですが、効果もなさそうです。もしかたしたら、もっとたくさん買って壁一面に敷き詰めたら違うのかも知れませんが・・。

 

2)バスレフにスポンジ

前述の通り、背面にバスレフポートがあるのでそこにスポンジを詰めてみました。Coda Wには純正のものはないですが、KEFの他の機種(LS50)だと、詰めるためのスポンジが付属品としてついてきたりするので、期待大です。

とはいえ、スポンジと一口に言っても種類は膨大です。サイズとか手触りとか、ゴミが落ちないかとか色々考えた結果、無印良品のスポンジを一つずつ詰めてみました。

音を出してみると、たしかに低音の量が減ったことが感じられます。が、量だけではなく、帯域にも影響が出ており、本当に低い音がでなくなってしまっています。正直、テレビを見るならこれが聞きやすいのですが、音楽を聴くときはちょっとイマイチです。

もしかしたら、スポンジの素材や密度などで変わってくるのかもしれませんが、これも止めることにしました。

 

3)足を黒檀にする

Coda Wのデフォルトはゴム足です。硬めで高さは5mmほど。

スピーカーを載せているのがただのテレビ台のため、不要な振動が悪さをしている可能性が高く、これも期待大です。

オーディオ用のインシュレータでも木製のものが幾つも出ていますが、大変高価です。ハンズにいったところ、工作コーナーに良いものがありました。1辺が1.5cmの立方体の黒檀が12個入って500円しませんでした。

とりあえず、ゴム足の下に4点支持の形で置いてみました。音を出してみるとかなり良い感じです。低音が締まった感じになり、ボワつきが減りました。量感はまだ強いですが、少しキレがでてきて良い感じです。が、まだ少し量が多いような感じがします。

 

4)足を制振ジェルにする

足へのアプローチはかなり良い感じなので、別の素材にも挑戦です。百均で買ってきた転倒防止用のジェルを使ってみました。ちょっと大きいので、一つのジェルを四分割して、それぞれの足にくっつけます。

これも割と良い感じです。量的に低音が抑えられている感じがしますし、帯域が狭くなった感じもしません。ただ、締まり具合からすると、黒檀の方が良さそうです。

 

5)黒檀と制振ジェルのハイブリット

ということで、黒檀と制振ジェルを両方使ってみました。本体に、制振ジェルをつけ、その下に黒檀をくっつけますと。

おお! これが一番良さそうです。音が締まってボワつきがなくなったのと、量的にも適度に減衰して、帯域バランスが改善しました! 音楽を聴くときにはこれが一番理想に近い。

 

まとめ

ということで、百均の制振ジェルとハンズの黒檀で合計600円程度で作ったインシュレーターで音質は大幅に改善しました。オーディオ用でなくても効果はかなり感じられます。

また、音楽ではなくテレビを見るときはバスレフにスポンジ詰めもかなり良い感じなので、これも併用することにしました。スポンジ詰めるだけなら手間もかからないですし・・。

正直、おなじスピーカーでも、置いている場所や部屋によって音は全然変わってしまうし必要な対策は変わってくるものですので、万人にこれがおすすめというわけではない思いますが、我が家ではこれがベストでした。一つの参考にしていただければと思います。