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Blooming Wooing Audio

オーディオや音楽についてのblogです。手持ち機器のレビューやイベント参加感想など。

ヘッドフォン祭2014春に行ってきました!

中野で行われたヘッドフォンフェスティバル 2014Springに参加してきました。

実は私、日本国内で開催されたヘッドフォン系のイベントに参加するのは初めてです。ただ、昨年シンガポールで行われたMook Headphone Festivalには2回行ったので、大体同じ雰囲気だと思っていたのですが……。そのうち、シンガポールのオーディオ事情も書きたいと思います。

 

想定外の人手

正直、これほど来場人数が多いとは思っていませんでした。だってシンガポールのは、(最終日だったのもあるとは思いますが)時間帯によっては閑散としていたくらいだったのですから。当然、入場を待ったことなどありません。

 

それが、サンプラザ前についたときに目を疑いました。いえ、正直に言って、他のイベントの入場列だと思ったのです。実際、アイドルのコンサートがあったようですが、それを遥かに上回る人の列、列、列……。

11時半より前にはサンプラザについたのですが、屋外に並んでいただけでも概算で300名ほどはいたでしょうか。屋内にはまだ並んでいたはずです。まあ、会場階が上の方だったため、エレベータでピストン輸送となったのが要因だとは思いますが。

12時半頃屋内に入ったところで、階段を使っても良い、と言われたので登りました。息も絶え絶えになりながら13階まで。3年前にはエッフェル塔に登ったはずなんですけど、老いるって嫌ですね。

 

印象に残った製品

会場をぶらぶらしながら興味を持ったブースで試聴させてもらったのですが、特に印象に残った物を紹介します。

 

JVC Kenwood DAC内臓ポータブルヘッドフォンアンプ SU-AX7

待っていました! Kenwwodからポータブルアンプが出るのを!

 

私はKenwoodがかなり前に出したDAP、MediaKegをいまだに使っています。当時、高音質なポータブル環境はそれくらいしかありませんでしたし、後発のDAPやアンプが出た今となっても、最高クラスの一品です。今主流のPHA-2やHP-P1 with iPod、あるいはAK120と比べても上だと判断しているのです。いえ、さすがにDSD再生のAK240辺りと比べられると厳しいものがありますが……。

 

そのMedia Kegの設計思想を受け継いだ(かどうかは知りませんが)アンプの登場ということで、期待に胸膨らませながら試聴しました。イヤフォンは当然K3003。

素晴らしいの一言!

極めてハイレンジです。低音の本当に低いところから高音まできちんと出ているのが感じられます。特に低音は驚異的です。ポータブル環境でここまで低い音が出せるとは思っていませんでした。手持ちのK3003が2ランクぐらいアップしたような気分です。

しかもバランスが素晴らしい。ポータブルアンプに良くあると思うのですが、低音の一部分を膨らませて味付けしてある物。恐らく、イヤフォンやポータブルヘッドフォンの低音不足を補うためだと思うのですが、不自然に感じることが多いです。

しかし、このアンプは妙な味付けもなく、自然なままでしっかり出している。余計な誤魔化しのいらない基礎体力の高いモデルです。

お値段はFostexのHP-P1より少し高いみたいです。発売されたらすぐに買ってしまうと思います。

 

Dita Audio イヤフォンAnswer/Truth

Dita Audioはシンガポールの新興のイヤフォンメーカーです。その今のところ唯一の製品なのだと思います。

実はこのイヤフォンを試聴するのは今回が初めてではありません。シンガポールにいたときに1度聴かせてもらいました。今回、改めて試聴しました。

 

率直に言えば、かなり良いイヤフォンです。私自身の好みを加味していうなら、「K3003に肉薄できる唯一のイヤフォン」です。

マルチドライバ全盛の高級イヤフォン市場に置いて、珍しいフルレンジのダイナミック一つのみ。たしか、SennheiserのIE8もそうだったように記憶していますが、多分それくらいでしょう。

 

バランスはフラット。低音は質・量ともに素晴らしいものがあります。UE900やIE800、SE846をも凌駕する出来。中音域もとても表現豊かに聴かせてくれます。

唯一、高音の抜けに関してはK3003の後塵を拝してしまいます。しかし聞き比べてやっと判るレベルで、価格差を考えればDita Audioを選ぶ人も多いのではないかと。かくいう私も、もしK3003を持っていなかったらこちらを買っていたかも、というレベル。

 

懐かしい顔

何人か、シンガポールのHeadphone fesで見かけた人がいました。マス工房やRudistorの方、後はJabenやDitaの人など……。私のことに気が付いたのはお一人だけでしたが。

なかでも一番懐かしかったのはJabenのクマです。あのクマがAdelphiにあるJabenのシンガポール店ではところせましと置いてあったので、妙に感慨深くなりました。

 

散財

(ついうっかり)物販でNmodeのバランスヘッドフォンアンプX-HA1を買ってしまいました。いや、迷ったんですけど……。そのうちレビューも書きたいと思います。

 

そんなわけで、楽しいヘッドフォン祭りでした。